ソニーから届いたのは、何時も通りにSonyStyleのロゴの箱だったのですが中から出てきたのは無地のダンボールでした、さらにその中から上記のBXの箱が出てきました。今までの箱と違って黒色ではなくて見るからに経費削減されたような箱が出てきて驚きました。イヤホンの箱には外国の女性の写真が使われており、どこかのWebカメラのパッケージを思い出しました。
延期延期になっていたVGN-BX90PS X700モデルがやっと届きました。届いてすぐに起動もさせないでメモリーの交換をしちゃったわけですが、今考えると初期不良だった場合メモリー交換時に傷をつけてしまったとか、メモリーの不具合等があったんじゃないかとか面倒な事になっていたかも知れません・・・。焦りすぎは禁物ですね。本体を折りたたんで横から見ると前面に当たる部分が∑の形になっていて、∑Styleとでも言うのでしょうか。
さて、メモリー交換も無事に完了して電源を入れたわけですが、最近のVAIOノートと違って電源ボタンがシルバーで大きくて見やすいんです。電源ボタンを探さないでも「ここが電源!」って電源ボタンが自己主張してるわけなんですよ。現行のTypeHなんて電源ボタンなのか、CDトレイの閉開ボタンなのかわからなくて、お客様の所に納品した時にCD入れようとしたら間違って電源押してしまいスタンバイになってしまった事があったんです。お客様からも、CD入れようとしたら突然画面が真っ黒になって壊れちゃったから急いで来てくれなんて言う事もありました。
Windowsが立ち上がり初期設定を始めようとしたのですが、タッチパッドとポインティングデバイスの2つが付いているんです、私はタッチパッドしか使ったことが無いので出っ張りをグリグリするのは数年前に使ったっきりで、あのグリグリはとても使いにくかったと思っていました。それが今使ってみると意外にも使いやすかったのです。当時と比べると使いやすいと思いましたが私はタッチパッドの方が慣れているのでタッチパッドでの操作がメインとなるのですが、これもどちらか選べるようにしてもらっても良かったんじゃないかなと思ってます。私のように使わない人は使わないでしょうし、グリグリ感が好きな人も居るわけですから、両方付けるなりどちらか選べるようにして値段を抑えるようにするとか少しでも安く手に入れたいと思うのですがコストの問題で別々のを作ると逆に高いものになってしまうのでしょうね。ポインティングデバイスは今まで使ったことがなかったのでわからないのですが、ポインティングデバイスを上から軽く押すとマウスの左クリックと同じ扱いになるのでダブルクリックやクリックが出来たのには驚きました。でも、これって普通だったら恥ずかしいですね・・・。タッチパッドなんですが、スクロールさせたりカーソルを動かすのにはなんら問題ないのですが、片手で操作してるものですからパッド上を叩いてクリックしたりする時に反応が悪いのです。何度も指をトントンとすると反応はあるのですが、何度もやるとそのうちの1・2回に反応があると同じウインドウが開いてしまって、また消すときに何度も押すようになってしまうのです。もちろんパネルの下にはクリック用のボタンはきちんと付いていますが、そのボタンはほとんど使わないでパッド上だけの操作で今まで使って来ましたので使い勝手が悪い印象が強いです。カーソル移動には問題ないのでもしかしたら私のBX90PSが壊れている可能性がありますが皆さんのBX90PSはどうでしょうか?
しばらく使用していると右手のお腹の部分がちょっと熱を持ってきました。この部分にハードディスクが入っているので多少の熱が出てきているようです。このハードディスクの回転数は5400回転らしいので熱もそれほどでは無いようです。(ATIのロゴシールが張られているので間違いなく、MOBILITY RADEON X700が入っています)
手をパソコンの両サイドに添えると左の方からなにやら熱気が出てきていました、その部分を見てみるとプラスチックのカバーが格子状についておりその奥には銅で出来ているらしいヒートシンクが見えました。そこから出てくる風に触れた感じでは思っていたよりも熱が出ていないようです、VGN-S90S(M-RADEON9700)の方が発熱量が高いように感じました。ベンチマーク取りをしながら4時間程度の動作をしているのでもう少し熱くなっているのではと思ったのですがそこまで熱くは無かった印象です。
吹き出し口の上部にはモーションアイのON・OFFスイッチとミュートボタンやS1・S2とショートカットキーとして自由に割り振れるボタンが付いていました。ボタンを2つ押さなくても1つのボタンだけでミュートが出来るようになっていたのは小さな幸せと言ったところでしょうか。しかも、このミュートボタン思っていたよりも小技が効いていてびっくりしました。ミュートを押すとボタンに付いてるランプが赤く光って、現在ミュートになってると一目でわかるのです、もっと凄いことに電源を入れてBIOSが立ち上がったときに出るVAIOロゴが出るときに出る音まで消しちゃうのです。Windowsの音だけでなくBIOSの音まで消しちゃうと言う事は、会議中にパソコンの電源を入れる時なども周りの目を気にせずに電源を入れる事が出来ちゃうと言うことです。SONYさんも本腰を入れてビジネス用としても使用できるようにしたと言うことでしょうか。
タッチパッドの下側にはメモリースティックの挿入口とSDカードの挿入口が付いていました。しかも、メモリースティックはDuoサイズでもそのまま挿入できるのでアダプターが不必要になってしまいました。VAIOノートにもやっとデフォルトでSDカードスロットが搭載されちゃいました。SDカードはSONY製品以外のデジカメや最近の携帯電話などでは良く使用されているので、SDカードを使っている方にも使いやすくなっています。そういう私もちょっと浮気してパナソニック製のデジカメを先月買っちゃったんです、やっぱりSDカードを使うのですが、今まではPCスロットに差し込むアダプターを利用しないと出来なかったのでちょっと不便に感じていたのです。わざわざUSBケーブルまで用意して使用するのはコードが邪魔だし面倒だったのでSDカードスロットがデフォルトで付いたのはうれしい限りです。前面に使われているパネルが鏡のように反射しているのはアクセントとして綺麗で良いのですが、HDのアクセスランプや電源ランプの明かりが暗すぎて見えにくいのがとても残念でした。写真には写っていませんがパネル左右にスピーカーが付いています。
本体の右側奥にはUSBコネクタが3つ付いていてプリンターや外付けHDを繋げても十分ではないでしょうか。マウスなどを繋げてもコードが邪魔にならずに使用できるかと思いますが、出来たら本体の後についていてくれたほうがもっと邪魔にならずに使用出来るのではないでしょうか。それでもS90Sよりもずっと楽になってますね、S90Sはほこりが入らないように配慮なのでしょうがカバーが付いているのですがこれがまた邪魔で、使うたびに開け閉めが面倒なのです。しかも、付いている位置が手前側なのでマウスやプリンターなどを接続するときはコードが本当に邪魔で見た目にもよろしくありませんでした。
外付けHDはUSB接続しなくてもCDスロットの部分を取り外してHDと交換とか出来ちゃうのでそっちの方を利用したほうがスマートでかっこいいのではないでしょうか。
長々と思ったことを書きなぐってしまい大変読みにくい文章になってしまいましたが、時間が押してきていますので続きは次回持ち越しと言う形で・・・。次回は指紋認証やBluetoothを使ってみたいと思います。これから指紋認証の設定や折角買ったBuletoothのワイヤレスイヤホンを使って色々遊んで見たいと思います。それでは、逝って参ります。